作品を作成する

編集が終了すれば、あとはその指定通りに勝手にパソコンが作品を作ってくれます。デジタルビデオがあれば、IEEE1394インターフェースを通してデジタルビデオカメラ等に保存できます。
圧縮率の高いMPEG2かMPEG4コーデックを用いれば、高画質かつ容量の比較的少ないファイルを作成できます。いずれにしろ、マスターとしてそうした高画質なファイルを作成するのは当然ですが、配布したり保存するとなると、様々なメディアに収める必要があります。マスターはDVCに保存し、配布はCD-R、DVD-Rで行うのが妥当な選択だと思います。
CD-Rで配布する場合、MPEG1かMPEG4が実用的です。MPEG1はVideo-CD規格でCD-Rを作成すればDVDプレーヤー等でも見られます。最終的にどういった再生機器で再生するかで決めましょう。

エンコードについて

Video-CDとVHSは同程度の画質(水平解像度240本程度)ですが、劣化しませんからCD-Rの方が良いと思います。ちなみに、地上波TV放送の水平解像度は300本程度ですから、地上波レベルの動画であれば、Video-CD程度の画質でも十分と言えます。掘氏が作成したフリーMPEG1エンコードソフトウェア、TMPG Encを用いれば、かなりの画質で保存できます。
このソフトのエンコード画質は素晴らしいの一言です。一押しのソフトです。他のどの有料ソフトよりも優秀です。さらにMPEG2エンコードにも対応しています。
MPEG4、WMV、H264はDVD並の画質でCD-Rに1時間以上記録できますから魅力的ですが、MediaPlayer等対応するコーデックがインストールされているパソコンでしか見られません。DVD-Rで配布する場合、DVD形式で保存すればDVDプレーヤーでも見られます。

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