コーデックについて

コーデックとはファイルの圧縮・復元の形式のことです。映像は一秒間に30コマありますから、圧縮せずに記録すると、ハードディスクがすぐに満杯になってしまいます。
近頃は大容量のハードディスクも出回っていますが、いざ本格的に映像を撮りはじめると、あっという間に容量が足りなくなってしまいます。そこで様々な圧縮方式でデータを圧縮して記録する事になります。一般にファイルの圧縮形式には可逆圧縮と非可逆圧縮があります。
可逆圧縮とは、は復元すれば完全に元のデータに戻る圧縮形式のことです。一方非可逆圧縮は、圧縮する際に情報を落として保存するため、復元しても元の情報通りにならず、必ず劣化します。動画は大容量になるため、非可逆圧縮が一般的です。以下に主なコーデックの種類についてまとめました。参考にしてください。

コーデックの種類

OpenDivx

MPEG4をベースにして開発されました。マイクロソフトが配布しているオリジナルコーデックよりも若干圧縮率は高いようです。ユーザーも多く、最近ではDVDプレーヤーでも再生可能な機種がほとんどで、現在ではデフォルトといって良い地位を確保しています。
WMVと比較してエンコード時間も短くてすみます。ただし、その分画質は若干劣るようです。SD,HDに対応しています。

WMV Windows Media エンコーダ 9 シリーズ

WMVは、Microsoft社が最新のコーデックであるH.264(MPEG4-AVC)をベースにして開発したコーデックで、現在最も圧縮率の高いコーデックの一つです。
エンコードにDIVXの倍以上の時間がかかるのが玉にキズ。ですが、完成した作品をCD-R等に収録したり、ネット上で公開する際にかなり有用だと思います。
CD-R1枚に、2時間の動画を収めることも可能です(画質はVHS程度ですが)。WEB上でのストリーミング(ダウンロードしながら再生する)にも対応しています。
ファイル形式(拡張子)はAVIではなく、Microsoft社が提唱しているWMV(Windows Media Video)です。今後Microsoft社はAVIを見限り、WMVを強力に推し進めると思われます。

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