編集の実際

キャプチャーした動画を編集する場合、動画編集ソフトウェアが必要になります。動画編集ソフトウェアでは、シーンのつなぎ方や映像効果等の編集方法を指定し、肝心の作品はその指定通りにパソコンが勝手に行ってくれます。
様々な映像・音響効果も簡単に加えることができ、TVや映画で見られるほとんどの効果が実現できます。以下に主なものをまとめました。ほとんどの機器にはVideoStudioが添付されていますから、まずはそれを使いこなすことから始めると良いと思います。
「すぐ始められるビデオ編集!」などと広告ではうたっていますが、実際は結構煩雑です。わかりやすい入門書を購入すると良いと思います。ここではこれ以上触れません。

映像編集の際の注意点

ズームはなるべく使用しないようにしましょう。アマチュアの映像で閉口するのはブレまくったズーム映像です。ズームするくらいなら広角のまま被写体に近づきます。映像も安定するし、立体感が違います。音質についても重視が必要です。
最近はTVでも民生用のビデオカメラで撮影した映像を良く目にしますね。画質は、さすがにプロ用機器に比べると落ちますが、ちょっと見ただけでは差が感じられない程まで近づいていると感じます。しかし、明らかに違うのは音質です。
ビデオカメラに内蔵された貧弱なマイクの音は、せっかくの美しい映像を台無しにしてしまいます。メカノイズも拾いますし。面倒くさがらず、外部マイクを使えば良いのです。SONYやオーディオテクニカにとても良い製品があります。
また、編集とは使えるシーンを拾う作業ではなく、無駄なシーンを捨てる作業と心得ましょう。苦労して撮影したシーンはなるべく捨てたくありませんよね。でも心を鬼にして、どんどん削っていきましょう。
あれもこれもと詰め込むと、見ていて疲れる作品が出来上がるだけです。黒澤明も言っています。編集は捨てる作業だと。

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